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某月某日



 マダガスカルは東アフリカに位置するインド洋に浮かぶ島国です。地理的に東南アジアとの交流が深く、マダガスカルの代表的な弦楽器のひとつであるヴァリハ(バリハ)はインドネシアから伝わったものらしいです。竹でできた筒状のお琴のようなものです。もうひとつはカボシ(カボサ)。木製で共鳴部は四角い箱のようでギターによく似ています。アフリカの音楽は地域によって本当に様々で、マダガスカルの音楽は聴いていると東南アジアの音楽に近いような気がします。ナイジェリアやコンゴやマリやニジェールやエチオピアやタンザニアとも違う。あ、タンザニアは近いのでちょっと似てるかな…?ですが、他のアフリカの国よりもアジア色が強いような気がします。アジアとアフリカとインド洋が混ざった感じです。
 『ギターマダガスカル』はそんな独特の文化を持つマダガスカルの音楽や人々の暮らしを4人のミュージシャンを中心にいきいきと捉えたドキュメンタリーです。初めて知ったのですが、ファマディアナという儀式があり、ご遺体を再埋葬するんですが、ごちそうあり、音楽あり、そして最後にご遺体をお墓から出して新品の白い布でくるみ直してもう一度お墓に戻す、らしい。これを数年毎にミイラ化(白骨化?)するまで行うらしい。ドキッとするけれども、愛する家族やご先祖に感謝を捧げる行為で、ミュージシャンはお墓まで一緒に来てその間ずっと演奏している。お祭りなのです。夫婦なんかはセットで布に巻かれるらしい。
 名古屋公開に備え、配給・宣伝会社、FLYINGIMAGEの門前さん、奥田さん、大矢さんが打ち合わせにお越しくださりました。ヤル気満々。熱い!いえ、暑い中、ありがとうございました。お土産までいただいちゃいました。東京フロランタンラスク、アーモンドがたくさんはいってて美味しいです。ごちそうさまでした!
 名古屋でも、中古レコード・CD屋さんをちょくちょく覗くと、明らかに数年前よりもアフリカや中東やインドや東南アジアや南米の商品が増えている…?(違ってたらごめんなさい)欲しかったモノを見つけたり、新しいジャンルに出会えたりと、ありがたい限りです。所謂洋楽、邦楽チャート以外の音楽を聴いている人が増えているんでしょうか。音楽ファンに限らずたくさんの方に観ていただきたいです。(†.†)=

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プロフィール

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Author:cineaste
ここは名古屋シネマテークの事務所です。
仕事中は資料で散らかっているデスク。
そのまん中、誰からも手が届くところにかかさず置かれているのがおやつです。
周囲は美味しい飲食店に恵まれた今池ですが、なにかと時間に追われ、外へ食事に出ようにもままなりません。
持ちこんだり、差し入れで頂いたり、出張の手土産だったりする由来さまざまなたべものをいつも視界の端にしのばせて、今日も営業中。いらっしゃいませ!