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某月某日



 今年は5月に入っても涼しい日が多くて、寒がりの私はふるえてましたが、ようやく暖かくなってきて、一安心。そんなある日、スタッフのNが「これ、好きでしたよね」とバッグから取り出したのは、なんと!総本家田中屋が誇る銘菓「生せんべい」。そうなんです、私、これには目がないんです。
 今をさること約30年前、知多半島から名古屋市内の大学に通っていた友人が、「俺の家の方に、美味しい煎餅があってだな」と言って持ってきてくれたのが、これでした。煎餅なのに生…?2色なのに3色旗みたいな配色…?と疑問がアタマの中を駆け巡ったものの、食べて見たらば、モッチリとした食感の中に蜂蜜を使った甘味が濃厚で、なんとも美味。以来、私の大好物となった一品、今も変わらず製造・販売されていて嬉しい限りです。
 その友人とよく遊んでいた頃に亡くなったのが寺山修司。享年48歳、早すぎる死でした。文字通り時代を駆け抜けたような、凝縮した人生だったに違いありません。今、その歳を越えても生きている私は、そう痛感します。
 6月1日からの寺山特集では、彼の仕掛けた挑発に我々映写する側も共犯になって、他の劇場では(もちろんDVDやテレビでも)ご覧になれない形で、一部の作品はお目にかけます。お楽しみに!(yh)

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Author:cineaste
ここは名古屋シネマテークの事務所です。
仕事中は資料で散らかっているデスク。
そのまん中、誰からも手が届くところにかかさず置かれているのがおやつです。
周囲は美味しい飲食店に恵まれた今池ですが、なにかと時間に追われ、外へ食事に出ようにもままなりません。
持ちこんだり、差し入れで頂いたり、出張の手土産だったりする由来さまざまなたべものをいつも視界の端にしのばせて、今日も営業中。いらっしゃいませ!