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某月某日



 スタッフO君(女子)が帰省先の古都・金沢(←名古屋育ちには羨ましくも雅な出生地。)から戻り、かわいい竹製葛篭(つづら)に入った甘納豆のおみやげ。胡桃、大納言小豆、黒豆など、お味センサイなる小粒の甘納豆は、夏の疲れの妙薬。
 しかし、ネタは葛篭・・・・、親族が亡くなると、遺族は生前に愛好された様々な持ち物の整理という大仕事に直面いたします。その折に、おばあちゃんが贈答品の包装紙、リボン、紐、箱などを几帳面に溜めこんでいたという微笑ましくもある話を知人からよく聞くわけですが、恥ずかしながら当館では、微笑ましいというよりやや恥ずかしの習性として、包装物の再利用は日常的なことでもあり、溜まる間もなく使われていく。マシュー・バーニーが『拘束のドローイング9』で、和のパッケージの負荷のすごさについても触れていたのを思い出しつつ、お盆あとのこの時期、嬉しいおみやげが続くと、その包装パッケージも気になる残暑。(NY)

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Author:cineaste
ここは名古屋シネマテークの事務所です。
仕事中は資料で散らかっているデスク。
そのまん中、誰からも手が届くところにかかさず置かれているのがおやつです。
周囲は美味しい飲食店に恵まれた今池ですが、なにかと時間に追われ、外へ食事に出ようにもままなりません。
持ちこんだり、差し入れで頂いたり、出張の手土産だったりする由来さまざまなたべものをいつも視界の端にしのばせて、今日も営業中。いらっしゃいませ!