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某月某日



 今、名古屋シネマテークでは『よあけの焚き火』『ワイルドツアー』を上映しています。この2本には共通点があります。実際にある物事や人の設定をそのまま生かしてフィクションの映画を作っています。ですので見ていると、あれ?ドキュメンタリーかな?フィクションかな?って思います。そういう映画ってすごくスリリングに感じます。映画の中のことが実際の(リアルの)ほうにも変化をもたらしているような、その瞬間に立ち会えたような気持ちになるからだと思っています。

 『よあけの焚き火』は狂言方の父が息子に稽古をつけるため、山の中にある稽古場で過ごす数日間のおはなしです。この2人を演じるのは大藏基誠さんと康誠くん親子。大藏流の狂言方なのです。対になる、ボイラー屋さんのような近所に住む親切なおじさんとそのお孫さんは、坂田明さんと鎌田らい樹さん。鎌田さんは女優さんで、坂田さんはジャズミュージシャンの坂田明さんなんだけど、どこをどう切り取ってもそこに実際に住んでるおじさんにしか見えないです。こちらの2人もリアルにおじいちゃんと孫に思えてきたりもします。不思議な味わいがあります。

 『よあけの焚き火』初日には土井康一監督の舞台挨拶がありました。撮影時のエピソードなどたくさんお話ししてくださり、観客の方々も熱心に聞き入ってらっしゃいました。お土産に「シュガーバターの木」、バターが挟まってるサクサクのラスクを頂戴してしまいました。美味しいです。ありがとうございました。(t.t)

某月某日



 ご縁のある方から頂戴しました。サダハルアオキのボンボンショコラです。とっても美しくて美味しいです。やわらかなガナッシュ。チョコレートがトロッと溶け、口の中でフルーツの酸味がフワッと広がります。美味しい。

 白い箱に整列した鮮やかな色彩に「高級クレヨンのよう」「映画の中に出てくる新型超小型核燃料のよう」「007の新型武器として出てきそう」など、やや偏った想像をしていたのですが、正解は「化粧パレット」でした。箱の蓋に磁石が仕込んであるようで、パタッ(ピタッ)と閉まります。何から何までスマートで美しいです。ありがとうございました。(t.t)

某月某日



 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。数年前に『あやつり糸の世界』や特集「ファスビンダーと美しきヒロインたち」を上映したっけ。もうすっごく昔のことみたいです。ファスビンダーはどの映画を観ても毎回、こんな人生があるんだ…と足下から揺さぶられて頭がクラクラします。先週末から劇場初公開作品を上映中。破滅に向かうヒロインを演じるフォルカー・シュペングラーに泣く『13回の新月のある年に』。何のために何と闘っているのか、テロリストらのドタバタが逆に悲しい『第三世代』の二本です。
 物販でファスビンダーのブルーレイを販売してます。『ベルリン・アレクサンダー広場』は2002年に上映。スタッフみんなでやけに興奮した記憶があります。懐かしいです。
 配給のIVC森田さんがご来館くださり、お土産を頂戴してしまいました。千疋屋總本店のミルフィーユです。その見た目からこれは結構食い出があるなと一口。非常に薄いパイ生地が隙間なく重なり滑ら&サクサクな歯ざわり。全体を包めるギリギリの厚さのチョコレート。一個食べ終え、いい意味で食い出のないことに驚きました。お腹には残らないけど記憶に残る食感と柚子抹茶やカカオの香りと味。それぞれが出しゃばらない絶妙なバランス。今まで食べてた(それらはそれらのよさがある)ミルフィーユとは全く違う。軽やか。上品。美味しい…!ありがとうございました。(t.t)

某月某日



 『僕の帰る場所』公開初日、藤元明緒監督とプロデューサーの渡邉一孝さんが舞台挨拶にお越しくださいました。さらに、ミャンマーの日本人学校の校長先生役(実際にも校長先生)の置田和永さんも駆け付けてくださり貴重なお話を伺うことができました。ありがとうございました。移民、難民の問題に関心があるお客様も多く、お話を熱心に聞き入ってらっしゃいました。
渡邉さんからお土産を頂戴してしまいました。『ええもん ちぃ』というマドレーヌです。袋を開けるとバターがふわっとやわらかく香り、ふわふわの食感。丹波の黒豆を甘く煮たのが入った大阪のお菓子です。美味しいです。ありがとうございました&ごちそうさまでした。(t.t)

某月某日



 矢崎仁司監督『スティルライフオブメモリーズ』の公開が始まり、初日に矢崎監督と出演の永夏子さんの舞台挨拶がありました。この日をとても楽しみになさっていたお客様の熱気とは対照的な、矢崎さんのおだやかなお人柄のおかげなのか、場内は終始なごやかな雰囲気なのでした。
 その後ロビーにてサイン大会。人で溢れ、大盛況なスタートを切ることができました。ありがとうございました。
矢崎さんからお土産を頂戴してしまいました。甲州の名菓『月の雫』です。なんでも、「すり蜜」という伝統の技法で作られた砂糖蜜で生のぶどうを皮ごとコーティングしているそう。口に入れると甘味で満たされ噛むと皮がはじけて程よく酸味ある果汁がチュッと出てきて一口で二度美味しいです。一粒ずつセロハンでクルクル包まれて箱にゴロッと転がされてる素朴なパッケージにもシビレました。サカタ製菓謹製。こんな素敵なお菓子がある甲府の町に行ってみたくなりました。(t.t)

某月某日



 入って来たとき、新しい記者さんかなあ、と思ったら、監督さんでした。『沖
縄スパイ戦史』
の大矢英代監督、映画のキャンペーンで来名。はじけるような若
さと美しさの方でした。頂いたお土産は「東京海老ふらい」、オリンピックに向
けて、東京側もラインナップを充実させて来ているもよう。おいしくバリッとい
ただきました。ごちそうさまでした。
 映画は、8月11日(土)~31日(金)の上映。初日11時の回に大矢監督舞台挨拶あ
ります。

某月某日



 古い8ミリフィルムについてのご相談にいらしたお客様からいただきました。
 異国のお菓子です。
 パイナップルのお菓子は、香港の名物みたいですね。

 久々にレギュラー8やらダブル8やらのお話しをしたりしましたが、説明がうまくいかなかったところもあって、わかっていただけたかどうか…。リーダー部分がいたんでいても、保存状態はかなり良いフィルムで、退色も少ないようでした。撮影されてから、およそ40年から50年くらいの間、特に保存状態に気を配られていたわけでもない(押し入れの奥に忘れられているのが普通ですから)のに、再び観ることができるのはフィルムなればこそかもしれません。10年前のビデオテープが、今、再生できるかどうか…。

 お土産のお菓子、早速いただきました。
 甘酸っぱいパイナップル餡が、少し不思議な味わいでした。(永)
 

某月某日



 『サファリ』の公開初日、配給のサニーフィルムの有田さんが応援に駆けつけてくださいました。サニーフィルムの配給作品は、これまでも上映させていただいてまして、近いところですと『シリア・モナムール』です。
 『サファリ』は南アフリカの24カ国で許可されているトロフィーハンティング(動物の頭や毛皮などを目的にしたレジャーとしての狩)についてのドキュメンタリーです。日本での狩猟とは異なります。日本の狩猟は駆除が目的だったり、そうでなくても厳密な規制があります。快楽としての狩猟を楽しめる人たちの世界と、そうでない人たちの世界には大きく隔たりがあり、そのことに非常に衝撃を受けるのではないかと思います。
 有田さんからお土産に『横濱レンガ通り(生キャラメルナッツ)』を頂戴してしまいました。ありがとうございました。勿論美味ですが、包装は完全にチョコ味のソレでしたので「…じゃない!」と皆次々と口に出したのが可笑しかったです。ごちそうさまでした。(t.t)

某月某日



 『恋とボルバキア』の公開スタートしました。昼と夜、どちらの回も小野さやか監督をはじめ、ご出演されている井上魅夜さん(昼)、蓮見はずみさん、樹梨杏さん(夜)が、舞台挨拶にお越しくださいました。おかげさまで大盛況で初日を迎えることができました。舞台挨拶終了後もロビーではゲストの方とお客様とのご歓談と、盛り上がりは続いていき、とても華やかな一日になりました。(嗚呼!とっても良い匂いがしました…!)ありがとうございました。
お土産を、井上魅夜さんより『菓匠 花桔梗』の『花どら』を、小野監督より『資生堂パーラー』の『東京ラ・ブール』を頂戴してしまいました。早速両方美味しく頂いてます。花桔梗のお菓子は、自分がお土産を持って行く機会が訪れましたら是非使いたいと思います。本店は瑞穂区、タカシマヤと三越の地下にもあります。資生堂パーラーは、いつも気が利いているパッケージとお味だなと思います。ごちそうさまでした&ありがとうございました。(t.t)

某月某日



 ヘルメットをかぶった「ひいくん」がニコニコ歩いてるのを見てるとしまいにはウルッときてしまう『ひいくんのあるく町』。障害があり、ちっちゃな頃から家族にはもちろん、町のみんなから可愛がられてきたひいくん38歳。ひいくんだけでなくて、人は老いたり病気になったりするとそれまでと同じようには生きていけない。そのみんなで、その町で支えあって生きていけたらいいなあ。ひいくんが町の人たちを繋げているんだなあ。ひいくんはみんなにとってかけがえのない存在で、誰もがそうであるのだ。
青柳拓監督も子供の頃にひいくんを見かけたりはしょっちゅうで、同じ写真に収まってたりもしている。すごくいい写真だ。ついでに申し上げると青柳監督とひいくんの顔はちょっと似ている気がする。
公開初日に青柳監督が舞台挨拶にお越しくださいました。上映終了後、お客さまの質問や映画の感想にとても丁寧に、真面目にお答えになっているお姿。こんなにも優しさに溢れたドキュメンタリーを撮った監督さんだなあと思いました。
お土産に東京ばな奈の銀座のモンブランケーキを頂戴してしまいました。秋の味覚で美味しい。ありがとうございました。(t.t)

Appendix

プロフィール

cineaste

Author:cineaste
ここは名古屋シネマテークの事務所です。
仕事中は資料で散らかっているデスク。
そのまん中、誰からも手が届くところにかかさず置かれているのがおやつです。
周囲は美味しい飲食店に恵まれた今池ですが、なにかと時間に追われ、外へ食事に出ようにもままなりません。
持ちこんだり、差し入れで頂いたり、出張の手土産だったりする由来さまざまなたべものをいつも視界の端にしのばせて、今日も営業中。いらっしゃいませ!