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某月某日



『VILLAGE ON THE VILLAGE』の黒川幸則監督は、もともと三重県のご出身で、名古屋シネマテークにも幾度もいらしていたそうなのですが、監督作品の上映は『VILLAGE…』が初めて。企画の売り込みにもわざわざ脚を運んでいただいたりして、その熱意は並々ならぬものがありました。
 公開初日にはもちろん舞台挨拶。主演の田中純一郎さんとスペシャルゲストの古池寿浩さんのライヴ&トークも独特な雰囲気でした。そして、数日間の滞在で、豊田や岐阜へも出かけた監督は、すっかりタビガラスな風情に。
 そんな黒川監督が差し入れてくださったのが、サクサクのガレット。甘さ控えめで、まさにサクサクといただいてしまいました。缶も素敵です。(永)

某月某日



 何故だか台風の難を逃れ続けている東海地方ではありますが、『五島のトラさん』公開がスタートしました。大浦勝監督が舞台挨拶に駆け付けてくださり、おかげさまでにぎやかな初日となりました。
 五島列島でうどんと塩の製造業をなさってる犬塚虎夫さん(トラさん)夫婦と幼児の頃から親の手伝いの域を超えて働く7人のお子さんたちを長い時間、22年に渡り撮り続けたドキュメンタリー映画です。トラさんのバイタリティー、要するに生活力が半端なく、それをもろに受ける家族の反発や、それと同等の深い深い愛情との葛藤に呆気にとられたりホロリとさせられたりしました。五島という島で生きていくことを常に考えていてアイデアを次々と実現させ、それらを子どもたちに伝えていき、たとえ島から出て行っても自分の道に進んでいけるよう育てた上げたトラさん。がしかし、何だかご立派過ぎて見ている途中までイマイチ親近感が持てなくて・・・というのは、わたくしは子どもがおらず恥ずかしながら未だに親に心配をかけているような身分ですので反発心が出ちゃってたんですが、あるところからこの人も普通の人みたいなところがあるんだなあと思いました。トラさんはお酒が好きでやめられなかった。さらに、好きというよりも飲まずにはおれない飲み方をするようになるんです。もし彼が酒をやめて、ついでにタバコもやめて長生きしてたらものすごく立派なお父さん、で終わっていたかもしれないなあと思いました。家族からも周囲の人たちからも愛されて尊敬されて、だけど弱いところもある。好きなものは無理してやめたりしなかった(もしかしたらやめようとしたのかもしれないけども)。うどんも塩も子育てもトラさん的には決して無理はしてなくて(ものすごく頑張ってるけれども)やりたいことをやりたいようにやりきった。自分の信念を貫き家族を幸せにした。いい生き方だし死に方だなあって、客席側の1人として思いました。
 監督から長崎土産を頂戴しました。一口よりもやや大きいバームクーヘンの中にクリームが詰まった「長崎物語」です。美味しくて食い出があります。ごちそうさまです&ありがとうございました。
 
 追記。
 仕事上がりに「虎屋」のうどんを購入。トラさんのうどんです。その日の晩ごはんでざるうどん、後日に釜揚げうどんで頂きました。しっかり茹でて蒸らして頂くのがよろしいかと。8分のところで味見して、ちょうど良かったので火を止め、数分蒸らしました。個人的には釜揚げうどんが好みです。名古屋シネマテークにて販売中です。(t.t)

某月某日



監督や俳優の皆様が劇場を訪ねてくださる機会は結構あって、舞台挨拶やトークなど、とても楽しいひとときを迎えることができています。今日は『マンガ肉と僕』の二日目。なんと、原作小説の著者、小説家の朝香式さんがいらしてくださいました。小説家の御来館は珍しいことです。先日【丸善ゼミナール】のゲストを快く引き受けてくださったおりにも、全力で映画化作品を応援してくださっていたのですが、今回も映画をご覧になるついでに舞台挨拶まで! なんと、これまでにすでに4回もご覧になっているそうですが、これで5回目。全部異なる場所でのご鑑賞で、その都度、印象はずいぶん違っているとのことです。さらに、名古屋公開中に少なくとも(!)もう一回はご覧になるとのこと。またまた別の印象、生まれるのでしょうか。

劇場にもお気遣いいただいて、差し入れてくださったのが、ANGELINAの焼き菓子。マンガ肉よろしく、両手にもってむしゃむしゃと平らげてしまいそうです。(永)

某月某日



 ニースのテロの衝撃と死者の数がニュースを見る度に増えていって、トルコではクーデター未遂による犠牲者が、との報道が止まない中『シリア・モナムール』名古屋公開初日を迎え、配給の『テレザとサニー』大竹さんと有田さんが舞台挨拶におこしくださいました。ここ数年で監督以外のスタッフの方が舞台挨拶をされる機会が増えてきたようにおもいます。山形国際ドキュメンタリーフィルムフェスティバルで本作を見て、自分たちで劇場公開しようとおもったそうです。その経緯や作品に対する熱い想いを丁寧にお話ししてくださいました。たくさんの方々に見て欲しい。これに尽きます。
 ドキュメンタリー映画を見ることはニュースや報道番組を見ることとは違っていて、作者を(監督を)通した世界を見ることです。その人が見て、どう感じて何を考えたのか。作品の数だけ世界があって、世界は果てしなく多様性に満ちていること、そしてそのことで絶望したり希望を持ったりできる。スクリーンは世界を見る窓です。と、わたくしはおもっています。
 本作では1001人の人たちが撮った映像で作られています。シリアの人々が理不尽に受けるあまりに惨い状況も、儚くもささやかな美しい瞬間もあります。インターネットでつながった一組の男女が交わしていく愛がこの映画を完成させています。
 鎌倉の銘菓「鎌倉 半月」をお土産で頂戴しました。ぱりぱりの薄くて甘い皮(?)にクリームが薄く挟んである。とても美味しくて意外と食い出があります。ありがとうございます。ごちそうさまでした。(t.t)

某月某日



古居みずえ監督作品
『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』
今日7/15金はラストの上映でした。

[映画]
飯舘村と聞くと、やはり原発事故を思い浮かべます。全くもって知りもしなかった福島県のとある村なのですが、震災をきっかけに「放射能」「汚染」「避難」という言葉だけを背負って私の頭の中にイメージされます。
今回は、そんな負のイメージの村で、しかし逞しく生きておられた方々の震災後を描くドキュメンタリー作品です。
仮設住宅で暮らしながらも畑を耕し野菜を育てて食べる母ちゃんたち。強く笑いあって生きる。しかし時折見せる厳しい表情に原発事故の不条理、その後の生活の苦しさが感じられるようです。
映画をご覧になった方々がおっしゃっていたのは、母ちゃんたちが漬ける漬物がとても美味しそうだということでした。やはり「土とともに」生きてきた人は自然を一番美味しく食べる方法をよく知っているということでしょうか。素敵です。

[お菓子]
7月2日舞台挨拶があり、古居みずえ監督に当館にお越しいただいきました。
上の写真はその際にいただいたお菓子です。

TOKYO CAFE STYLEさんの焼きショコラ。
見た目は完全に普通のクッキーだったのですが、食べてみてびっくり。全然パサつかなくて絶妙なしっとり感です。噛んだときにホロホロと崩れて口の中にショコラの風味が広がります。
砂の塊を手にとって少し力を入れるとぱらっとほくれて、塊が瞬間的に粒になる。そういう感じです。よくわかりません。
なんにしても自分が食べた中で一番美味しいクッキー菓子だったことは間違いありません。暑い季節に食べても全然ベタつく食感でもないし、オススメです。またこのお菓子に巡り会いたいものです…。おいしかったです。

古居監督、ありがとうございました。美味しくいただきました。(田尻)

某月某日



 森達也監督単独作品としては15年振りの新作長編ドキュメンタリー、あの佐村河内守を撮った、ということで超話題作『FAKE』の初日がやってきて、森さんがご来館。東京の連日の盛況振りをSNSで眺めてて、すごいなあとまるきしノンキに構えていたわけでもなくある程度予測し、それに見合った心構えと準備をしていたわけですが、お客様の気合いと期待はそれ以上で、名古屋でも大盛況な初日スタートとなりました。
 舞台挨拶、11時の回では取材のお仕事として東海テレビの圡方さん(『ヤクザと憲法』)がスタッフの方々と(映画スタッフでもあります)供におみえで、2016年話題をかっさらった二大ドキュメンタリー映画の監督のこの並び、どうよ?なかなか意義深いものだったのではないでしょうか。「それな」って感じでした。各回終演後もお客様の興奮はおさまらず、ロビーでのサイン会&ご歓談。謎が謎をよぶのかもしれません。私個人といたしましては、この映画の中には様々なフェイクが含まれていて、それらに気付いていく面白さがありました。真実か嘘かの答え合わせだけでなく、私自身フェイクじゃないとは言い切れないなと思いました。
 配給の東風さまも応援に駆けつけてくださり白金堂のフルーツゼリー詰め合わせを頂戴してしまいました。ありがとうございます。ぷるるんっ&ジューシー。夏には夏のお菓子がイチバンだなあとシミジミ感じ入りながら頂きました。甘露です。ごちそうさまでした。(t.t)

某月某日



 大学に入ったばかりの頃なので、2010年だったと思います。受験も終わり、そこそこに自由な時間を持て余していた僕に友人が「スゲーよ!」と薦めてくれたのが『愛のむきだし』のDVDでした。たいして観てもいないくせに「邦画はおもしろくない」とか言って斜に構えていた僕に、それは4時間の衝撃的映画体験でした。「日本にもスゲー人はいるんだなあ」と、見終わったあと妙に明るい気持ちになったことを覚えています。
 そして今、紆余曲折あってシネマテークの事務所で園監督が持ってきてくださった「東京ばな奈」を食べています。食べ慣れた安定のおいしさに、なんだか不思議な感覚が同居しています…。スタッフだてらに売れっ子監督の来訪に舞い上がり、ちゃっかりサインも頂いてしまいました。園監督は、過激な作品からは想像がつかないシャイな感じが印象的でした。
 
『ひそひそ星』は6月10日(金)まで上映です。今までにない園子温映画を、ぜひ劇場で体感してみてください! (k.s)

某月某日



 2015年9月、写真家の福島菊次郎さんがお亡くなりになりました。反権力の立場から戦後の日本を見つめ続けた。写真家のスタートは戦後直後の広島、被爆者とその家族で、映画の中でこれは自分が撮り続けていかなくてはいけない、こんなこを二度と起こさないためにも、その覚悟ができた、というようなことを仰っていたように思う。嘘っぱちだらけだ、とも。政府や大企業が隠している都合の悪いことを世間に知らしめる、徹底的に反権力の人だ。東北にも行った。2012年8月25日から3週間、弊館で公開した『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』。そして2016年2月リバイバル上映。長谷川三郎監督が共に同日から公開の新作『広河隆一 人間の戦場』の舞台挨拶にお越しくださりました。広河隆一さんはパレスチナ、チェルノブイリ、福島の原発事故の被災した方々の取材と支援、自分の居所を破壊され追いやられてしまった人々を常に見つめている人だと思います。公開2日目には広河さんのトークショーもあり、大変盛況なスタートとなりました。広河さん、長谷川監督、ありがとうございました。
 写真は長谷川監督にいただいたシーキューブの「焼きティラミス」。初登場でございます。そもそも焼き?とは?「僕ティラミス大好きなんすよー(パクッ)おおっ!ティラミスの味がする美味しいい」と、若い同僚の素直で元気な感想を聞きながら美味しくいただきました。ごちそうさまでした!(t.t)

某月某日



『ふたりの死刑囚』
東風(配給会社)の木下様よりお菓子をいただきました!

 箱の中には、「焦がしおこしフロランタン」と「もなかフロランタン」という2種類の珍しいお菓子が。フロランタン??と怪しみながらも、和洋折衷の響きある不思議なネーミングに好奇心をそそられます。さっそく「もなかフロランタン」をひとついただくことにしました。まずは、もなかの上の抹茶のサブレ生地が、目に鮮やかですねー。香ばしいもなかのかおりと薄く軽やかな食感に、宇治抹茶のフロランタンの濃厚な味わいが引き立てられ口の中に広がります。上品な甘さで美味しくいただきました。「もなかはあんこかアイスだ!」という私の常識を軽やかに飛び越えてくれる、そんな斬新かつ風流なお菓子でした^^。
 
『ふたりの死刑囚』は2月5日までの上映です。初日から座席は満員で、監督の舞台挨拶も大変盛り上がりました!まだご覧になってない方はぜひ名古屋シネマテークへお越しください。(田尻)

某月某日



 松の内は明けたけど三連休が始まるまだまだお休み気分の1月9日、東海テレビドキュメンタリー劇場第8弾『ヤクザと憲法』公開がスタート、圡方宏史監督、阿武野勝彦プロデューサー、梶浦正俊さん(暴力追放愛知県民会議専務理事)の舞台挨拶がありまして、たいへん盛況な初日を迎えることができました。と、ここまでは初回の11:00、アナウンス済みのゲスト。と・こ・ろ・が!名古屋公開にかけつけてくだすったフリーライター、ジャーナリストの鈴木智彦さんに登壇いただけることになりまして15:00の回終了後には鈴木さんと圡方監督のトークショーまでもが!ありがとうございました!
 16日からは東海テレビ制作のドキュメンタリーを続々上映です。最新作であり、袴田事件/袴田巌さんと名張毒ぶどう酒事件/奥西勝さんについての『ふたりの死刑囚』、これまで公開されてきた中から選りすぐりの3本、『死刑弁護人』『ホームレス理事長』『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』です。『約束…』は劇映画の手法で奥西さんとご家族の方の孤独や不安や恐怖を描いています。『ふたりの死刑囚』のプロデューサーである齊藤潤一さんが監督をされています。ぜひ合わせてごらんください。
 配給の東風さんの渡辺さんと石川さんが応援に来てくださり、そして「鈴懸」の「鈴乃最中おてづめ」と「鈴乃◯餅」の詰め合わせに姿を変えた木下さんが…。ではなくって、鈴懸のお菓子の差し入れをいただきました。いつもお気遣いありがとうございます。美味しくいただいてます!ごちそうさまでした。(東風さまからの差し入れについてはよろしければ過去の記事もごらんください)(t.t)

Appendix

プロフィール

cineaste

Author:cineaste
ここは名古屋シネマテークの事務所です。
仕事中は資料で散らかっているデスク。
そのまん中、誰からも手が届くところにかかさず置かれているのがおやつです。
周囲は美味しい飲食店に恵まれた今池ですが、なにかと時間に追われ、外へ食事に出ようにもままなりません。
持ちこんだり、差し入れで頂いたり、出張の手土産だったりする由来さまざまなたべものをいつも視界の端にしのばせて、今日も営業中。いらっしゃいませ!